以前の記事で筋トレが継続できないのは、休息の考え方が間違っているからだと書きました。
休息の考え方だけでなく筋肉刺激の考え方も筋トレを継続できない原因になりえています。
筋肉刺激に対する正しい考え方をお伝えします。
筋肉トレーニングとは何を指すか
筋トレとは、『①筋肉に刺激を入れること②しっかりと栄養を筋肉に届けること③休むこと』このセットのこと
継続できない人がさしている筋トレは①だけのこと
①筋肉に刺激をいれるとは
①の筋肉に刺激をいれるとは、どういうことでしょうか?
筋トレが継続できない人は『腕立て伏せとかクランチかな』『ダンベルやバーベルをつかった動作』『ジムにいってマシンをつかうこと』と考えているのではないでしょうか?
これは間違いです。
厳密には部分的な正解です。
筋肉に刺激をいれるとは、筋肉を使うこと です。
もちろん腕立て伏せやクランチでも筋肉を使うので正解です。歩くこと座ることでも背筋、腹筋使うので正解です。スマホをもって指をスライドさせるのも、腕や指の筋肉をつかうので正解です。
子供が大人の真似をするな
筋トレが継続できない人が考えている筋トレとは、筋肉に効率的に刺激を与えるために最適な運動
効率なんて考えるのは先の先の先でいいのではないですか?
皆さんは筋トレ初心者です。いうなれば筋トレ小学生です。
サッカーで言うなら、ボールで遊んでボールに慣れていきましょうね という段階ですし、成長にはそれが最善策です。
もっと正確にパスをだすにはとか、シュートコースがうんぬんとか そんなことを考えてサッカーをやっている小学生がいたなら、別にそんなこと考えなくていいんじゃない?と思いませんか
英語で言うなら、アルファベットに慣れていきましょうね という段階です。
発音が悪いから間違っている。シャドウイングが上達には一番効率がいいとか考えながらやっても、お門違いなのが分かると思います。
しかし、こと筋トレにおいては、みんな小学生なのにプロのボディービルダーの真似をしようとして、結局真似できなくて落ち込んでいる。そんな状態です。
最初の目標は筋肉と遊び 意識すること
筋トレ小学生の皆さんが一番初めに目標とするのは、筋肉と遊び意識することです。
意識するとは、いまどんな筋肉つかっているのかなと考えてみるということです。
歩きながら、足の筋肉使ってるな、ふとももの前のほうが張ってる気がする などの感覚に注意を向けることです。
筋肉を意識してみる癖がついたら、次のステップに自然と進みたくなると思います。
いまの筋肉の状態を観察してみたら
少し動かしてみたいなって気持ちになりませんでしたか?
筋肉を減らさないのも筋トレの目的
筋トレの目的はなんですか?
筋トレが継続できない人の答えは『筋肉を大きくして筋力を高めること』
こちらも部分的に正解ではありますが、片手落ちです。
筋肉を減らさないこと これも筋トレの目的です。
増量期と減量期という言葉を聞いたことがありますか?
- 増量期とは、筋肉を大きく筋力を高める時期
- 減量期とは、筋肉を維持したまま、脂肪を落とす時期です。
減量期における筋トレの目的は筋肉の維持です。筋肉を大きくすることではありません。
増量期減量期は上級者の話ですが、
身近な話だと、骨折してその部分を使わなくなると筋肉が落ちてやせ細っていきますよね。
普段、足の筋肉が落ちないのは毎日スクワットで足を追い込んでいるからですか?
違います。毎日、立つ歩くという筋肉を動かしているからやせ細らないのです。
立つ歩くも立派な筋トレになっています。
これが全員が筋トレが継続できる方法です。
まとめ
日常生活はすべて筋肉を使う活動
最初は筋肉を意識することから始めてみるといいかもです。