末人の物語

繊細な人が身を守るすべは、そうでない人とは変わってくる

世の中にでまわっている。ストレス対策といった自分を守る方法は、主に考え方を変えるといったものになってくると思います。

これは凄く正しくて、自分が苦しみを作り出していることに気付けば、大幅に苦しみは減ることでしょう。

しかし、繊細な人が同じ手法が使えるかといえば、難しいと言わざるおえません。

それだけに頼らず保険を用意しておく必要があります。

思考を変えるのは時間のかかること

どこかに、「このように考えれば苦しみがなくなる」といったことが書いてあって、確かにその通りだなと思っても実際は実行できません。

なぜなら、思考を変えるのには修業が必要になってくるからです。

仏門にはいっている人が一生かけて手に入れようとしているものを、私たちがどこかの本で読んだから実験がてら実践してみようなんて気持ちでやってもうまくいくわけがないです。

自分を強くする

思考を変える方法が相手を弱くする方法とするならば、私たちがやるべきことは、自分を強くすることです。

自分を強くするというのは精神修業をすることではありません。

心の拠り所を持つということです。

鍛えるべきは回復力

自分を鍛えるとしても、防御力をあげる努力は効果が薄いです。それは心が強い人がするべきトレーニングになります。

防御があげる意味が薄い理由は、相手は自分が死ぬまで攻撃をやめないからです。一回防げたとしても、すぐに二の矢三の矢がとんできます。

しかし、こちらが一旦死ぬと攻撃はやみます。そこがチャンスです。

相手の攻撃がやんでから、回復して元に戻る。これが生きていく方法です。

回復力のたった一つの鉄則

回復する時の鉄則は一つだけです。

安全な場所で回復する。

銃撃戦が行われる可能性のあるところで治療をほどこすことはありません。前線から離れてから治療を開始します。

自分の心が安全な場所を持つというのが答えになります

回復力を高めるとは、回復場所を増やすこと

回復場所が多ければ、それだけ同時に回復できます。

一か所での回復スピードをあげることは、難しいと考えていいです。

複数個所で分散して、一か所毎にすこしづつ回復することで、すべて合わせれば即座に回復できます。

まとめ

  • 自分が安心できる場所を複数つくる
  • 回復する際には前線から撤退する

この二つを守って、自分を守っていきましょう。