問題の対抗策は、なにがいいか直感的にわかるものが多いと思います。
直感に反しているのが気分に対する策です。気分が沈んでいるなら、気分があがることを考えればいい。
気分には気分を。これは間違いです。
直感に反することを、選択する知恵
直感的な対応策
対抗策は、直感的に分かることが一般的です。
- お腹が空いたなら食べる
- お金がないなら貯める
- 暑いなら涼しくする
- 寒いなら温める
- 物が壊れたなら治す
深く考えこまなくてもすることが分かります。それが実行できるかどうかは別の話ですが。
直感に反する対応策
- 気分が落ち込んだなら運動する
- ダイエットしたいなら、ちゃんと食べる
- 子供を成長させたいなら、叱らない
- 時間を管理したいなら、時間で自分を管理しない
逆説ともとれるような対策ですが、患部を掻いたら、かゆみが収まるどころか、一層かゆみが強くなるものです。
この直感に反する対応策を知っている人が知恵者なのです。
直感に従った結果今がある
直感に従うことが大切な部分もありますが、問題を抱えている点は自分の直感にしたがったから招いた問題である場合があります。
このブログの一つのテーマでありますが、自分を疑うということです。
自分が正しいと思っていた対応策が本当に正しいのかを見直すことが大切です。自分が正しくてまわりが間違っている、そう感じている人は知恵が足りない場合があります
気分が落ち込んだら、運動するという正しい対処方を知っていれば問題は速やかに解決します。
まとめ
問題には二通りあって
1対抗策が正しいけれども、それが実行できない問題。
2対抗策が正しくない問題。
前者は自分を省みることができるが、後者は周りが間違っているという結論にいきつきやすい。
自分の力で解決できる問題も、自分の力では解決できない問題になってしまう。