身だしなみを整えることは、基本のきですが、なぜ整えないといけないのか?
不潔だと相手に不快な思いをさせるので、それを避けるためという理由はありますが
身だしなみを整えることは、相手を大切にしていますよというサインになります。
身だしなみは相手への敬意
こちらはスーツでうかがているのに、取引先相手が半ズボンにサンダルで出迎えてきたらどうでしょうか?
その格好に不潔感は感じないかもしれませんが、こちらを重要視してませんよというメッセージが伝わってきます。
デートで女の子が、寝間着にすっぴんで現れたらどうでしょうか?
見てて嫌なものではないですが、自分の評価が低いのだろうなということは伝わります。
身だしなみは、不快でなければいい
清潔感があればいいとよく言われますが、それは違います。
身だしなみは、相手に敬意が伝わればいい これです。
ユニクロの社長に会うには、スーツ姿でビシッと決めるのがいいわけではないです。
カジュアルなユニクロの服で会いにいくことが、敬意を伝える手段だったりします。
男性は身だしなみに敬意をあまり感じない
身だしなみの重要性は性差を感じます。
ちょっと昔に流行った話で
「女性は、あなたと会うために化粧して買い物して、お金を使っているんだから、男性は奢るべき」という意見を聞きます。
男性からしたら、不可解な言動でしかないです。
勝手に化粧して、勝手に服を買って、勝手に準備してきたのに、それを相手の負担にするとかよくわかりません。
男が3時間かけて化粧してきてって頼んだなら別ですが
すっぴんで来てもいいし、ジャージできてもいいわけです。
あなたが勝手に自分で選択して、お金をかけただけなのに、それと奢るのは関係なくない?
確かに論理的に考えればそうなのです。
けれど、関係あるのです。
女性は、相手に敬意を示すために化粧をしているわけで
貴方のために化粧していると、冗談ではなく本気で思っているのです。
そして、逆も然りなので
男性が女性のために身だしなみを整えたら整えた分、効果は大きいです。
あなたのために、3時間お化粧してきたよって言えば、ご飯を奢ってはくれないかもしれませんが、敬意は伝わります。
クリーニングしたてのスーツをきて、おろしたての革靴をはいて、慣れない蝶ネクタイで出迎えてくれるのも、悪くない気がします。
まとめ
身だしなみは、相手に敬意を示すもの