末人の物語

友達のつくり方② 退屈を受け入れる

友達をつくる行動ではなく、友達をつくるメンタルのつくり方。
退屈が苦痛な人に友達はできない

友達は退屈なもの

友達がいれば、楽しいし幸福度はあがります。
これに関しては異論がないでしょう。

しかし、友達は退屈だという点も忘れてはいけません。
友だちといる時間の100%が楽しい時間でしょうか?
むしろ50%も楽しければいいほう、ほとんどの時間は退屈と感じるはずです。

「こんな時間の使い方するくらいなら、家で自分の趣味の時間を過ごしておけばよかった。」
この思考が落とし穴です。

退屈を受け入れないと友達ができない

退屈が嫌いな人、刺激を常に求めている人
このように聞くと
アクティブな人なんだな。好奇心旺盛な人なんだな。快活な人なんだな。
と想像してしまいますが、実際は違います。
退屈を受け入れることができない人の実態は

・「要するに」「つまり~ですよね」と話を加速させる
・「さっきも同じ話聞きましたけど」
・つまらない会話だとスマホをみる
・喫茶店でだべっている時間が落ち着かない
・全ての行為に見返りをもとめてくる
・得か得じゃないか、意味があるか意味がないかで区別する。

さて、こんな人と友達になりたい人はいますか?

・相手の話を辛抱強く聞いて
・同じ話を何度聞いても笑顔でこたえ
・スマホや関係のない他のことは気にせずに
・見返りを求めず
・意味がないことも喜んでやる

こういった人と友達になりたいと思うのが普通のはずです。

最近は退屈を受け入れる力が減っている

最近は退屈を受け入れる力が弱まってきています。
5分間ぼーっとしてみてください
できましたか?

できなかったと思います
別にあなたが特別なのではなく、これができない人が非常に多いです。
何もしない時間がこわい
隙あれば動画を見る。
隙あればLINEをする。
隙あればなんかやってないと落ち着かない

退屈を受け入れる能力

退屈を受け入れる能力を高めるには、退屈を浴びるしかありません。

つまらないアニメを等倍で見てみましょう
おじいちゃん、おばあちゃんと意味のない話をしてみましょう。
時間があいたら、スマホをみずにぼーっとしてみましょう。

それが友達をつくる能力です