人に優しくしようと思ったとき、どうやって優しくすればいいか分からない時はありませんか?
よく悩むということは優しい人ですね。
人に優しくするのは難しいものです。
最初から人に優しくは考えなくていいかもです。
最初は気遣いのできる人を目指しましょう。
優しさと気遣いの違い
世の中には気遣いのできる人がいます。
世の中には優しい人もいます。
優しい人とは、気遣いのできる人の先にあるものです。
優しい人とは
相手がしてほしいことをしてあげられる人です
気遣いができる人は
自分がしてほしいことを相手にしてあげられる人です。
優しい人になるのは簡単にできることではないですが、気遣いのできる人になるのは難しい話ではありません。
優しさは思考の問題で
気遣いは行動の問題です。
気遣いができない人は、やり方を知らないのではないです。
やり方は十分にしっています。だって自分がしてほしいことなんですから
足りないのは意思です。
まずは気遣いができる人になることから始めてみるのもいいのではないでしょうか
気遣いレベルでも、相手は嬉しい
気遣いでも相手は嬉しいものです。
コミュニケーションとは、相手に言葉を伝えることではなく、気持ちを伝えることを言います。
相手が善意で行動してくれたことが伝わってくると嬉しいですよね
ダイエットしている人に食事を差し入れする場面を想像しましょう。
優しい人は、ダイエットを応援する差し入れをする、もしくは差し入れしない。
気遣いのできる人は、差し入れをする
気遣いのできない人は、差し入れしない
こんな感じになるかと思います。
差し入れもらったら嬉しいですよね。
ダイエット中だからって断るのはめんどくさいですけどね
優しい人は最初から目指さない
優しい人になるためには、経験がたくさん必要です。
経験とはつまり、失敗です。
よかれと思って席を譲ったけど、罵られたとか
唐揚げにレモンかけたけど、嫌な顔されたとか
ファミチキを差し入れしてみたけど、小麦アレルギーの人だったとか
こういう失敗って行動しないと得られないものです。
最初から優しい人を目指している人は
相手が何をしてほしいか分からない。だから何もしないでおこう
という思考になるんですね。
もし、これをしたら逆に失礼かもしれない
相手がこういう人だったら、逆に怒らせてしまうかもしれない
いくつものパターンが考えることができる人は特に陥りやすい症状です。
優しい人になるためには、気遣いのできる人になり、たくさん失敗しないといけません。
優しさに飛び級はありません。
気遣いのレパートリーをたくさん持つ
気遣いのできる人から、優しい人にステップアップする方法に
気遣いレパートリーをたくさん持つという方法があります。
その方法を紹介します。
気遣いのレパートリーとは、いろんな人の気遣いをストックするということです。
その気遣いレパートリーから、どのレパートリーを今回使うかを決めるという手順です。
例をだしましょう。
相手が失敗して落ち込んでいます どうしますか?
気遣いレパートリー
・放っておく
(男性は放っておいてほしいって人が多いらしい)
・飲みに誘う
(飲みに誘われたら、仕事のことを忘れられるって言ってた人がいた)
・問題を一緒に考える
(できる上司は、そのようにしてた)
・慰める
(自分は慰められたい)
こういうレパートリーがストックしてあったとします。
そして、今回はその中から「飲みに誘ってみよう」という風に選択する感じですね。
相手がしてほしいことはわからないですが
自分はこうして欲しい
一般的にはこうして欲しい
弟はこうして欲しい
上司はこうして欲しい
というレパートリーがあれば
どの行動が正解なのか?を探す練習になる。
自分がしてほしいことが唯一正解じゃないと分かる
人によって、考え方感じ方が異なっているということが分かる
この考え方が脳に染み付いたら、優しい人入門です。
優しい人は、相手の状況を深く把握して相手にとって一番よい行動を取るように努めます。
この人は、放っておいて欲しいタイプだな。だから静かでいられる状況をつくってあげよう。
休憩中はよくコーヒーを飲んでいるので、コーヒーをいれてきて、渡す際に一言かけようかな
こういう行動がスマートにデキる人がいたら、憧れるのはわかります。
けれど、そんな人も気遣いから始まっているのです。
まずは気遣いから始めてみましょう。
結果が伴わなくても、気遣いは良いことです